【アンケートへのご協力のお願い】

 

 今年度「御蔵島環境教育プログラム」に参加された皆様、いかがお過ごしでしょうか。

御蔵島の大自然や野生イルカと接することにより、ご参加者それぞれが感じるものがあったと思います。

 

下記のアンケートにご協力いただきたく思い(各項目字数自由)、ご連絡差し上げました。堅苦しいアンケートではないので、感じたことを自由にお答えいただければと思います。この電子メールの返信にて(添付ファイル)お願い出来れば幸いです。お忙しいところお手数をおかけしますが、よろしくお願い致します。

 

 

環境NGO みらいじま 編集・出版担当

中谷紀子

 

 

お名前( 武田 靖子 )

 

Q1.御蔵島を訪れて、「これはぜひ人に教えたい!」と思った、とっておきの場所やモノ、生き物はありますか? あればその場所・モノ・生き物と、理由を書いてください。また、その場所で体験したことやエピソード、モノや生き物に出会って感じたことなどもあればぜひ教えてください。

 

なによりも、海に潜れば野性のイルカに、山に登れば野生のオオミズナギドリに直接会うことができる島の自然の素晴らしさ!

また、植物好きの仲間には、是非とも日本一のスダジイに会える(しかも島全体に詳しい広瀬さんのガイドつきで)点をお勧めしたいと思います。

島民の方々の大らかであたたかなお人柄も印象に残っています。

 

Q2.もののけの森を訪れた方にお伺いします。もののけの森で最も印象に残ったことは何ですか? もののけの森で考えたこと、広瀬さんの話で印象に残ったことなど、自由に書いてくださ

い。

 

当初は「日本一のスダジイ」しか頭に無かったのですが、ガイドをして下さった広瀬さんの、「一般にいう巨樹の規定(目通り3m以上)でいくと沢山ありすぎるので、御蔵島では5m以上でないと巨樹に数えない。それでも200本はある。」という話に、御蔵島の森のすごさを思い知りました。山を見上げるとはるか延々と濃いみどりに覆われていて圧倒されました。

実際に中を歩いてみると、植物園では温室にしかないような、リュウビンタイやオオタニワタリが自然に森の中にあることが小さな驚きでした。そしてあちらこちらに巨樹があり、朽ちてコケだらけの倒木があり、沢山のオオミズナギドリの巣穴と滑走路としてよじ登った痕跡のある木々を見るにつれて、森全体、島全体で動いている生命力のようなものが感じられたことがよかったです。

森の存在そのものの素晴らしさとともに、森の見方を教えてくれる広瀬さんのガイドがあってこそと感謝しています。

(今年から歩き易いようにルートを整備し、スダジイを見物するためにステージを設置して下さっていました。今後のスダジイのことを考え、また将来子供たちが来ることを前提に考えると望ましいと思う一方で、ありのままのところを苦労して歩いて直にスダジイに触れられなくなってあいまった寂しさも少し感じてしましました。)

 

Q3.ドルフィンスイミングについてお伺いします。

1.              船に乗って目的地まで行く時は、どんな気分でしたか?

 

期待と、不安に胸いっぱい。

 

2.              実際に海の中に潜ってイルカと出会った時のことを教えてください。

 

一番初めに潜った時、一頭のイルカと目が合って(多分)、目の前でぐるっと回ってくれたので、

自分も下手くそながら回ろうとしました。

自然のイルカとコミュニケーションがとれた嬉しさに大興奮!とても幸せな気分でした!

 

3.              ドルフィンスイミングを終えて、どのようなことを感じましたか?

 

後半は、バテテきて船酔い気味でしたが、でも幸せな興奮は変わらずでした。

今度はもっと体力をつけて、シュノーケルも上達してから

またきっと会いにこようと思いました。

 

Q4.川田の滝(沢)に行かれた方につきまして、感じたこと等を自由にお書きください。

 

Q5.火力発電所、ゴミ捨て場、空き缶リサイクル施設等に行かれた方につきましては、感じたこと等を自由にお書きください。

 

ガイドの広瀬さんが森に行く途中で、かつてのゴミ捨て場だったろころを教えて下さいました。

昔から、オオミズナギドリも年に一度の限られた時しか採らない、イルカも採らないという人たちが暮らす島で、かつては車やごみを投げ捨てられていたとは少しショックでしたが、良いことも悪いこともすべてありのままを聞かせて頂けてよかったと思います。とても考えさせられました。

 

Q6. オオミズナギ鳥観察、天体観測、黒崎高尾の展望台、御蔵山縦走等について、経験した方は感じたこと等を自由にお書きください。

 

◎オオミズナギ鳥観察

オオミズナギドリの棲む世界にどっぷりひたれて面白い経験でした。

ずっと聴いていると2種類の鳴き声があるので、きっと親が子を、子が親を呼んでいるのだろう

と勝手に想像しました。(後日、雄と雌の鳴き声(雛はまだ孵っていない)ことが判明しました。)帰り道に、落ちている(巣穴にかえる途中の)オオミズナギドリに対面。つぶらな瞳のかわいらしい顔にまた大興奮でした。

また、後日広瀬さんに森の中を案内して頂きながら、巣穴と滑走路の木を目の当たりにしてより詳しく知ることができたのも良かったです。

 

天体観測

雲が一時晴れて一面の星空に感動。細かい星まで見えすぎて星座が分からないくらいでした。

菊地さん、吉森さんが星図版を持参の上、いろいろ解説して下さったのも良かったです。

 

Q6.御蔵島、または御蔵島環境教育プログラムについて、感じたことを自由に書いてください。

 

海にはイルカ、空にはオオミズナギドリ、山には巨樹の森がそろった素晴らしい場所で

貴重な体験をさせて頂いて本当にありがとうございました。

天候等に左右されるプログラムですので、スタッフの方々の気苦労は大変なものがあったと思います。当日までの準備、写真撮影、車での搬送、現地での交渉等々本当にお世話になりました。

島の暮らしも自然も良く知る広瀬さんのガイドはまた素晴らしかったです。

 

島での体験以外にも、船旅自体が初めてでしたので、とても新鮮でした。

時間がたっぷりある島旅にすっかりはまってしまったようです。

島の周りの澄んだ青空と美しいブルーの海を見た後は、東京湾に戻ってくると空がなんとなくくすんで海の色もねずみ色がかっているようだったのも印象的でした。

 

最後に、年齢も経験もそれぞれ違う参加メンバーの皆さんとの出会いも、大きな収穫でした。

これからもまた何かのつながりが続くと楽しみです。

 

Q7.今回、書いていただいた内容をパンフレット、HPに掲載させていただいてもよろしいですか?

 YES基本的には問題ありませんが、広瀬さんのお話については、正確な数字は記憶に自信が無いことに加え、これから訪れる皆さんの楽しみをとっておく為にもあまり事前に公表しすぎない方が賢明、という気がします。

 

Q8.でYESと答えた方にお伺いします。実名を掲載させていただいてもよろしいですか?

 YES特に問題なし。

 

Q9.危険を感じたこと(場所)や怖かったことはありますか。また怪我や病気をされた方はいますか。

ドルフィンスイムの最後の方は、体力的にきつくなり、また船酔いもしてしまいましたが、

危険を感じたり、怖かったことはとくにありませんでした。

 

Q10.プログラムの改善点や希望を自由にお書きください。

 

もし雨だったらと考えるとあまり想像がつきませんが、きっと雨なら雨なりの、波があるときはその時にしか味わえない体験もあるのでしょう、という気がします。

 

御蔵島のことを他の人にも教えてあげたいと思う一方で、貴重な自然がいつまでもかわらずにそこにあって欲しいと願う気持ちもとても強く感じます。

これからこのプログラムは子供たちを対象としたものに発展させていくとのことですが、島の自然にも島の人たちにも負担になることなく、上手くなじんだものになるといいなあと思います。

島の自然にとっても、島の人たちにとってもプラスになるかたちになるとよいですね。

 

適当かどうかわかりませんが、子供たちの山村留学ではありませんが、都会の子供たちと交換でホームステイするかたちや、交流会(硬い表現ですがもっと自然なもの)がもてると良いのではないかという気がしました。

 

 

 

 

 

ご協力ありがとうございました!

 

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