【アンケートへのお願い】

 

 「御蔵島環境教育プログラム」に参加された皆様、いかがお過ごしでしょうか。

御蔵島の大自然や野生イルカと接することにより、ご参加者それぞれが感じるものがあったと思います。

 

下記のアンケートにご協力いただきたく思い(各項目字数自由)、ご連絡差し上げました。感じたことを自由きままにお書き頂ければ幸いです。

 

この電子メールの返信にて(添付ファイル)お願い出来れば幸いです。お忙しいところお手数をおかけしますが、よろしくお願い致します。

(注)行ってない場所については空欄でお願いします。

 

参加回( 第9回 )

お名前( 松田憲和 )

 

Q1.御蔵島を訪れて、「一番印象に残ったこと、またはこれはぜひ人に教えたい!」と思った、とっておきの場所やモノ、生き物はありますか? あればその場所・モノ・生き物と、理由を書いてください。また、その場所で体験したことやエピソード、モノや生き物に出会って感じたことなどもあればぜひ教えてください。

 

私にとっては栗本さんのお話です、後述。

 

Q2.もののけの森(南郷:広瀬節良さんガイド)を訪れた方にお伺いします。もののけの森で最も印象に残ったことは何ですか? もののけの森で考えたこと、広瀬節良さんの話で印象に残ったことなど、自由に書いてください。

 

 

Q3.南郷山荘及び、二番目三番目の巨樹(山科鳥類研究所の調査区域)を訪れた方にお伺いします。二郎丸や南郷山荘を管理している、桟橋長の栗本節夫おじさんの、御蔵島の自然、文化、伝統、慣習のお話、また二番目三番目の巨樹はいかがでしたか。また印象に残ったことは何ですか?

 

桟橋町の栗本節夫さんからは大変貴重なお話をお伺いすることが出来ました。イルカに走る島の人への反省を促すお言葉、昔はイルカも亀もカツオ鳥(今も一部で)も食料にしていたこと、廃棄物の投棄場やリサイクルへの熱の入らなさなど、裏のはなしといいますか、現代日本も相似形で抱えている問題の根本がここにはあるなと感じました。

 

唐木さんの解説がわかりやすくて大変助かりました。かつお鳥の巣穴の多さにはびっくりし、親鳥はよく間違わずに、しかも地を這って辿り着けるものだと感心しました。そのメカニズムについて詳しく調べてみたいです。また親鳥はなぜ遠くは津軽海峡までえさを求めて訪れるのか不思議でした、小魚くらいならもう少し近くでも捕獲出来ると思ったのですが、、。

 

巨樹までや巨樹周辺は台風のあとで滑り易くなっており、実際巨樹の写真を撮ったあと滑って擦り傷を負ってしまいました。救急箱をお借り出来て助かりました。海で溺れ、山で滑り、貴乃花親方の物まねでも滑り、、、皆さんにはお世話になってしまったと改めて感じております。

 

Q4.ドルフィンスイミングについてお伺いします。

(1)    船に乗って目的地まで行く時は、どんな気分でしたか?

 

台風一過の荒れた海に救命道具もなく裸同然で繰り出し、上下左右に揺れる漁船の上で人生でかつないほどの命の危険を感じる瞬間でした。これ一つとっても充分楽しめるアトラクションだな、けどおそらく保険はきかないだろうなとかとか、、、いろいろ頭をよぎってしまいました!!

 

(2)    実際に海の中に潜ってイルカと出会った時のことを教えてください。

 

シュノーケリングに慣れていなかったこともあり海水を沢山飲み溺れかかりながらの初対面でした。それでもイルカたちは僕の下でくるくる回りながら遊びに誘ってくれているような、心配してくれているような感じでした。

 

(3)              (3)              ドルフィンスイミングを終えて、どのようなことを感じましたか?

 

2日目は一転海も穏やかになり、皆様のご協力やアドバイスにより、イルカと十分戯れることが出来ました。特に惣次大兄の厳しいながらあたたかいお声掛けに導かれ自分でも驚くほど楽に泳げるようになり、ドルフィンスイムは「辛い→楽しい」に変わりました。レディーファーストということも海の男惣次大兄に教えていただきました。惣次大兄がご自分のゴーグルを黙ってさっと手渡して下さったときは本当の男の優しさを感じました。

今でも目を瞑るとイルカたちの泳ぐ姿が浮かび上がりやさしい気持ちになれます。泳力を磨き是非またイルカたちに会いに行きたいと思います。

またドルフィンスイムで溺れかかり、人間は呼吸をしなければ生きていけないことを改めて痛切に感じました。きれいな空気がなかったら、人は一瞬であの世行きです。もつ人でも5分がやっとでしょうか。期せずしてそんなエコな体感をすることも出来ました。。。

 

 

 

 

Q5.川田の滝(沢)に行かれた方につきまして、感じたこと等を自由にお書きください。

 

 

Q6.火力発電所、ゴミ捨て場、空き缶リサイクル施設等に行かれた方につきましては、感じたこと等を自由にお書きください。

 

発電から廃物処理まで、環境問題を考える上でも御蔵島は日本の縮図のような場所だと感じました。

火力発電所の働き手がなかなか見つからないこと、廃物処理に力が入らないことなどを伺いながらの見学でしたので、なんとなくさびれた風に見えました。これも日本やひいては世界全体の抱えている問題と共通している部分があるのではないかと感じました。

最近の地球持続学などの分野で言われている循環型社会のモデルが目に見える形で実現可能な場所なのだと感じました。都や国にもその点さらに注目、注力していただけるように機会がありましたら働きかけていきたいと思います。

 

Q7. オオミズナギ鳥観察、天体観測、黒崎高尾の展望台、タンテイロの森、御蔵山縦走等について、経験した方は感じたこと等を自由にお書きください。

 

予想外に夜も晴れ、満天の星空を楽しむことが出来ました。こんなに多くの星の中の一つの地球、自然の時空の不可思議を改めて感じました。ここでも唐木さんの解説が大変役に立ちました。ありがとうございました。

少しでも明るいところへ行くと途端に星空は姿を消してしまうことを経験として知ることが出来ました。東京の空もスモックもあるでしょうが、明るさで星空を失っているのではと感じました。星は変わらず瞬いていてくれているのにそれに出会えないということは残念なことだと思います。昔の人は星空に癒され、星空の下で様々なことに思いを馳せ想像力を磨いたり科学のヒントを得ていたのかと思えました。

 

次回は専門ガイドさんのツアーに是非とも参加したいと思います。御蔵山縦走にも興味があります。(少数派ではありますが一応「山派」ですから。)

 

 

 

Q8.食事についての感想、改善点をご自由にお書きください。

阿部さん、カレー大変おいしかったですよ。野菜も沢山摂れました。フルーツの充実にも感謝です。

片付けまですべてやっていただいてすいません。参加者も何かお手伝い出来ることがあればやらせていただきます。

 

Q9.危険を感じたこと(場所)や怖かったことはありますか。また怪我や病気をされた方はいますか。

 

前述。おかげさまで大事にいたらずに済みました。

 

Q10.御蔵島、または今回の御蔵島環境教育プログラムについて、感じたことを自由に書いてください。

 

御蔵島では朝も夜も2時間早いんだよと教えていただき、実際自分もその中に身を置くとそのように生活をしていました。自然とともに生きることのすばらしさを体感できるプログラムでした。台風一過という特別な時に参加出来て普段のプログラムでは味わえない貴重な体験をすることが出来ました。「決行or断念」の決定の過程においても、根岸さんはじめ皆さんの行きたい、行くんだという気持ち、情熱が伝わって来て、少しひるんでいた私の背中を押していただくことが出来ました。人生、人との出会いもそうですが、タイミングは大切なものです、チャンスを逃さぬよう「一期一会」ということを改めて胸に刻む旅でした。

また今までみなさんが「みらいじま」として築いて来られた信頼や島の人たちとの関わりにより今回のプログラムは開催することが出来、無事に(大成功で)終えることが出来たのだと思います。そのことに感謝いたします。

 

Q11.今後のプログラムの改善点や希望を自由にお書きください。

 

環境講座を竹芝の待合所でやっていただきました。御蔵島での環境問題について考える上でその導入として非常に貴重な時間だったと思います。根岸さんのおっしゃるとおりタイミングでやるやらないを決めるということなのでしょう。感想やこのようなアンケートを事後にでも交換していくことで補えたりかえっていいこともあるかと思います。

また今回たまたまスタッフの方と参加者の宿が別れたりしましたが、スタッフの方のご苦労がより分からなかった面はあったかと思いますが、参加者は参加者で楽しめて有り難かったのかとも思います。

いろいろなことをもうすでにされているのかもしれませんが、各回において島への感謝を何か形として、例えばお掃除やお手伝いなどでしょうか、残して来たいなと思いました。または東京へ帰って来てからでも出来ることがあればやらせていただきたいと思います。教えていただければ助かります。

今回のプログラムのことをもうすでに何人もの人に話しました。あまり沢山の人が御蔵島に行くようになって荒らされたくはないですが、今後も多くの人に伝えていきたいと思います。

自分なりの環境問題対策も考え実行していきたいと思います。早速、職場で今まであまり無駄と感じていなかった資料のコピーを、「まとめ印刷機能」を使って「省頁化(造語ですが)」を計ったり、部数も減らして回覧を徹底してもらったり(「少部数化」)、紙の使用量を減らす努力を始めました。もともと紙を多く使う学校という職場にいながら遅きにきしている感もあるかと思いますが、自分として「これからでなく今しないと」といように行動にうつせていることが不思議で、また「私も実はそう思っていたよ。」という人がまわりにいたことも判りうれしく思っているところです。例えばですが、大きくは過剰包装の取りやめ(パッケージは質素でもその方が企業として高く評価され売り上げにも繋がるシステムや我々消費者の理解を深めていくこと。)やカップラーメンなどの容器の見直し(カップラーメンの中身のみの詰め替え用があるのを発見してこれはいい!と思いました。更に昔の人がしていたような「量り売り」が出来るようになったらゴミも減ると思います。など。)など、企業や行政、市民レベルでの活動に働きかけが出来よう努力していきたいと思います。生活スタイル(スローライフの取りいれなど。)や経済至上主義の見直しにキーワードが隠されているのかと今回改めて思いました。

今回のプログラムに参加して御蔵島が大変好きになりました。貴重な体験をさせていただきましてありがとうござました。これからも皆さんと関わりがもてたら幸せです。今度ともよろしくお願いします。

(今回は仕事にかまけてアンケートの返信が遅れてしまいました。皆さんもお忙しいのでそれでも何ニョッキくらいでしょうか?ラストの15ニョッキだったらまた×ゲームをお受けいたします(笑))

 

 

Q12.今回、書いていただいた内容をパンフレット、HPに掲載させていただいてもよろしいですか?

 YES or  NO

 

YES

 

 

Q13.でYESと答えた方にお伺いします。実名を掲載させていただいてもよろしいですか?

 YES or  NO

 

YES

 

 

ご協力ありがとうございました!

 

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