【アンケートへのご協力のお願い】

 

 「御蔵島環境教育プログラム」に参加された皆様、いかがお過ごしでしょうか。

御蔵島の大自然や野生イルカと接することにより、ご参加者それぞれが感じるものがあったと思います。

 

下記のアンケートにご協力いただきたく思い(各項目字数自由)、ご連絡差し上げました。感じたことを自由きままにお書き頂ければ幸いです。

 

この電子メールの返信にて(添付ファイル)お願い出来れば幸いです。お忙しいところお手数をおかけしますが、よろしくお願い致します。

(注)行ってない場所については空欄でお願いします。

 

NPO法人 みらいじま 編集・出版担当

中谷紀子

 

参加回( 第6回   )

お名前( 石毛 久美子           )

 

Q1.御蔵島を訪れて、「一番印象に残ったこと、またはこれはぜひ人に教えたい!」と思った、とっておきの場所やモノ、生き物はありますか? あればその場所・モノ・生き物と、理由を書いてください。また、その場所で体験したことやエピソード、モノや生き物に出会って感じたことなどもあればぜひ教えてください。

 

やはりイルカでした。もちろん他のもの、御蔵島全てに関して感動と驚きの連続でしたが、期待も大きかった分イルカとの出会いは特別なものでした。というよりは私のイルカに対する見方、思いの変化についてです。一頭一頭との出会いというよりも群れの迫力と、御蔵島周辺に生息するイルカ全体の数に驚きました。今までイルカのいる海で船に乗ったときは必ず、目を凝らしてその姿を発見してやろうと必死でしたが、御蔵島ではその必要もありませんでした。それまではイルカに対して特別な憧れの気持ちがありましたが、実際あの数を目の前にすると、まるで身近な慣れ親しんだ友達のように思えました。みらいじまのミーティングで見せて頂いた御蔵島のイルカに関するビデオの中で、おばあさん達が「イルカの何が珍しいんだか・・。私達は小さい頃からずっと見てるからねぇ。」と話していたのを思い出しました。初参加、初対面にして早くも、そして生意気にも私はその様な気持ちになりました。イルカ達は私をどう見ていたかはわかりませんが、彼らは既に私の友達です(笑)。

あともう一つ挙げるとすればサクユリの大きさに驚きました。

 

Q2.もののけの森(南郷:広瀬節良さんガイド)を訪れた方にお伺いします。もののけの森で最も印象に残ったことは何ですか? もののけの森で考えたこと、広瀬節良さんの話で印象に残ったことなど、自由に書いてください。

 

もののけの森を見たことに限らないのですが、御蔵島で最も印象深く感じたことは、そこに生息する生物の攻撃性のなさについてです。まずイルカにしてもオオミズナギドリにしても、これほど多く生息する理由は天敵がいないことだと伺いました。もちろんイルカにはダルマザメが、オオミズナギドリにはカラス、フクロウ、ワシ・タカ類が多少の危害を加えることも学びました。が、広瀬さんのガイドにおいて、毒のないヘビ、陸地の種にはトゲがあるのに御蔵島の種には何故だかトゲのない木(名前を忘れました・・・)、ミクラミヤマクワガタが飛ばない理由(これまた具体的には忘れました・・・)などなどを伺い、自然界において何を平和と呼ぶかという議論はさておき、とにかく皆が「平和」に暮らしているといった印象を受けました。その様に長年暮らし攻撃に対する抵抗力の弱い彼らの生活を、外部からの侵入者である私達人間によって脅かす行動を慎むと同時に、改善される点はしていきたいと思いました。

  と同時に御蔵島に暮らす人たちも同じように皆温かく、トゲのない方たちだという印象を受けました。

 

 

Q3.南郷山荘及び、二番目三番目の巨樹(山科鳥類研究所の調査区域)を訪れた方にお伺いします。二郎丸や南郷山荘を管理している、桟橋長の栗本節夫おじさんの、御蔵島の自然、文化、伝統、慣習のお話、また二番目三番目の巨樹はいかがでしたか。また印象に残ったことは何ですか?

 

結構眠かったので余り詳しくは覚えていないのですが、節おじさんのお話は少しオーバーであってもそれ故に飽きない楽しいお話ばかりだったと記憶しています。とても人間味のある愛嬌ある人だと思いました。

少しずれるかもしれませんが、南郷山荘で紀宮様が泊まられた小屋を見せていただき感じたことは、「紀宮様はかなりワイルドだなぁ」ということでした。

すみませんアバウトな感想で・・。

 

 

Q4.ドルフィンスイミングについてお伺いします。

(1)    船に乗って目的地まで行く時は、どんな気分でしたか?

 

    御蔵島にはまずドルフィンスイムを第一の目的として行ったにも関わらず、何故か現地ではさほど興奮しませんでした。ただ漠然と「会えるのかなぁ。一緒に遊べるかなぁ。」と考えていました。

 

(2)    実際に海の中に潜ってイルカと出会った時のことを教えてください。

    

初回については、まずイルカと泳ぐことは想像していたよりずっと難しいということでした。難しいだろうとは思っていたもののもう少し優雅なイメージがありましたが、実際やってみるととてもハードで、日ごろ運動もせず不摂生極まりない生活を送る私には苦しくてあまり楽しむどころではありませんでした。

    でも2回目になるとそれでも少し慣れて余裕がでてきたせいか、私なりにイルカと大分遊べた様に思います。伴走して泳いでみたり、イルカに横目でバカにされたように見られながら弄ばれたり・・・。それはとても素晴らしい時間でした。イルカというと「癒し」のイメージがありましたが、それよりも童心に返りきった感じがして本当に楽しかったです。あんなに無心にはしゃいだ気がしたのは久々でした。

    

 

(3)    ドルフィンスイミングを終えて、どのようなことを感じましたか?

    

2回のドルフィンスイムを通じて感じたことは、イルカはイメージしていたよりずっと友達や兄弟に近い存在だということでした。実際一緒に泳ぐまではもっと母親のように温かく包み込んで優しく癒してくれるような感じを抱いていましたが、それよりも彼らはいたずらっぽく、慈悲というよりは遊びの印象が強かったです。イルカに遊ばれるとこちらは負けまいと必死にやり返してやろうとしていました。まるで小学生の頃の友達を思い出しました。

      また友達であると同時に彼らはやはり野生なのだと感じました。恐らくからかっていたのだと思うのですが(もしくは威嚇?)、正面からスピードを落とさず迫ってきて目の前で かわされた時は普通に怖かったです。

    また回を重ねるたびに新しい発見がありそうで楽しみです。

 

 

Q5.川田の滝(沢)に行かれた方につきまして、感じたこと等を自由にお書きください。

 

n/a

 

 

Q6.火力発電所、ゴミ捨て場、空き缶リサイクル施設等に行かれた方につきましては、感じたこと等を自由にお書きください。

  

車道からゴミ捨て場を見た程度ですが特に驚きませんでした。御蔵島に限らず私がこれまで見てきた南の島で生活している人たちは、貧しい地域が多いせいもありますが、日々の暮らしを快適にするために観光化を積極的に推し進め、ゴミの投棄や水質汚染といった環境問題には目をつぶるどころか目を向けない、または気になっていない傾向が強いように思います。その中で御蔵島に生活する方々は、自分達の土地の環境を大切にし、保護しようとする思いが大きいことがよく伝わったので、むしろその点に関心しました。それでもやはり存在する問題について、現段階では私も知識不足ですので具体的な提案は浮かびませんが、御蔵島だけの問題としてでなく私の身近な地域の問題としても取り組んでいきたいと思いました。

 

 

Q7. オオミズナギ鳥観察、天体観測、黒崎高尾の展望台、タンテイロの森、御蔵山縦走等について、経験した方は感じたこと等を自由にお書きください。

 

オオミズナギドリに関してはその驚異的な数を期待していただけに、実際見たときは数もまばらで少し残念でした。でも帰り道に車道にうずくまっているオオミズナギドリに数羽遭遇したとき、少し哀れに思いつつもそのかわいらしいしぐさに夢中で追い掛け回してしまいました。私たちが追いかけまわすと彼らは焦る余り車へ衝突してしまったり、はたまた恐らく巣とは違う方向の山へ落ちて行ってしまったり・・・やはり迷惑だったのでは?という気持ちが残りました。次回は是非大群で帰巣する姿を見てみたいものです。

黒崎高尾に関しては初め物凄い霧のため辺り真っ白で全く何も見えませんでしたが、それが逆に幻想的で不思議な気分になりました。しばらく経つと霧も晴れ、少しずつ下界の景色も見えてきましたが、私には真っ白な仙人の様な世界のほうがお気に入りになってしまったようです(笑)。

 

Q8.食事についての感想、改善点をご自由にお書きください。

   

おいしかったの一言に尽きます!私は不摂生な生活を送ってきましたが、だからこそ(?)健康的な食生活への憧れのようなものがありましたので、毎度の食事を楽しみにしつつ関心しっ放しでした。また別のとある理由からベジタリアンへの憧れもありましたので、今回の野菜を中心とした食事は大変参考になりました。

 

Q9.危険を感じたこと(場所)や怖かったことはありますか。また怪我や病気をされた方はいますか。

 

特にありません。

 

 

Q10.御蔵島、または今回の御蔵島環境教育プログラムについて、感じたことを自由に書いてください。

  

正直始めは個人の時間が余り取れないことには窮屈さを感じましたが、集団生活の中で、決して個人では得ることのできなかった、皆で協力して生活する楽しみや感動を皆で共感できる喜びといった素晴らしい経験をさせて頂き感謝しています。またプログラムにおいても、個人では中々見ることの難しい場所へ連れて行って頂くことができて本当に良かったです。

健康的な食生活と規則正しい生活、そして何事も一生懸命取り組んだ結果、御蔵島から帰った後もとてもすがすがしい気持ちで生き生きと生活しております。

 

Q11.今後のプログラムの改善点や希望を自由にお書きください。

  

今回は初参加ということもあり、そのスタイルに慣れることが精一杯で特に不満といったものはありませんでした。次回はその点も踏まえて参加させていただきたいと思います。

 

Q12.今回、書いていただいた内容をパンフレット、HPに掲載させていただいてもよろしいですか?

 YES or  NO

 

 

Q13.でYESと答えた方にお伺いします。実名を掲載させていただいてもよろしいですか?

 YES or  NO

 

 

ご協力ありがとうございました!

 

NPO法人 みらいじま
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